先日、「がん検診ってどんなことをするんですか?」という電話がありました。
産婦人科未体験者にとっては当然の不安・質問です。
ということで、 今回はまだ産婦人科へ行ったことのない方のためのページです。
生理不順、生理痛がひどい、出血が多い、痒い、妊娠したかも?
産婦人科に行かなくてはいけないとわかっていても、どんなことをするんだろう、
恥ずかしいし行きたくない、など億劫になりがちです。
1.医師が症状をききます。
2.必要となると内診をします。(必ず内診をする、というわけではありません)
ⅰこちらへどうぞ、と案内されます。
ⅱ下を全部脱いでここに座ってください、の様なことを言われます。
ここで迷うのがどこまで脱ぐんだろう、という点です。
スカートの場合は、スカートははいたままで下着を脱いでください。
ジーパン等の場合は、パンツおよび下着を脱いでください。
上半身は服をきたままでいいですよ。
スカートの場合、診察で汚れるといけないので、診察台に座るときに腰まですそをまくって座ってください。
ⅲ一般的な診察台では座ると90度回転してから台の背中が倒れて自動的に脚が開きます。
ⅳ器械をいれて診察します。
ここが一番緊張するときです。
力を抜いて深呼吸してください。身体に力が入ると必要以上に痛みを感じます。
頭の中で好きな歌を歌うなどしてリラックスしてください。(難しいとは思いますが)
『器械をいれますよ」というタイミングで息を吐くと少しは楽です。
・がん検診・おりもの検査の場合
綿棒で軽く中をこすります。 痛みはありません。
・卵巣や子宮の腫れ等をみるとき・妊娠の健診の場合
子宮の状態をみるためにエコーの器具をいれます。
痛みはなく圧迫感があるかもしれません。
妊娠の場合は映像をみます。
ⅴ処置をします。
カンジダなどの場合、洗浄して薬をいれます。
ⅵ台が元の位置にもどります。
ⅶ服を着てください。診察は終わります。
3.次回からどうするかの話を医師から説明があります。
以上が一般的な大体の流れです。
お産経験者でもやはり抵抗のある内診ですから、
まして初めての方受診するのはずるずる延ばしてしまいます。
しかし放置しておくと、どんどんひどくなるケースもありますから、不安がある時にはエイヤっと決意して受診してください。
案外と診察してみたら、問題ないですと言われて安心することもありますから。