今日は　午後から　大塚製薬さんによる

エクオール　という大豆イソフラボンの代謝物についての

勉強会でした。

 

「更年期の女性は　イソフラボンを摂りましょう」

と　よく雑誌に載っていますから、お豆腐など　一生懸命食べている女性も多いと思います。

数年前の学会で

「イソフラボンを摂っても　すべての女性が女性ホルモンと同様の効果を得ることができるわけではない」

という説明を聞いて、「は？」と驚いたことを覚えています。

「とはいえ、大豆は体にいいので、積極的に摂ってください。」という　話で終わりました。

どうやって　自分がどちらのクループに属するのか知るんだろう・・・？

という疑問も　２年を超えて　今日やっと　答えをもらいました。

検査キットによる尿検査で　わかるんだそうです。

あら、簡単　と喜んだのもつかの間　値段を聞いて　「お！ちょっとお高めね」

 

エストロゲンと似た構造を持つのは　イソフラボンではなく、簡単に言えば

腸内細菌の代謝によって　大豆イソフラボンからエクオールが産生されて

そのエクオールが女性ホルモンと似た構造を持つんだそうです。

そのエクオールを体内で産生できるのが　日本人の５０％。

産生できる人は　お豆腐など　食事で十分。

で、産生できない人は　どうするか　というところで、

できたのが、「エクエル」という　エクオール含有食品。

簡単にまとめると、そんな内容の勉強会でした。

ホットフラッシュや冷え症といった更年期の症状が軽くなるだけでなく

深い目尻のしわが　改善するとか。

これはこれは　興味深い！

まず　スタッフの何％がエクオールを産生できるのか

検査キットで　調べてみようと思います。