子宮頸がんと子宮体がんは、
同じ子宮内の異なる場所から発生する
性質の違ったがんです。

子宮頸がん 子宮の入口にできる 子宮体がん 子宮の奥のほうにできる

子宮頸がん

子宮頸がんは、40歳前後の世代に多く発生します。
原因のほとんどが、性交渉により感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスで、ワクチンがあります。また、喫煙者は感染リスクが高いという報告があります。
早期発見することで、生存率がとても高いがんです。性交渉の経験のある方は、年に一度は子宮頸がん検診を受けられることをおすすめしています。

子宮頸がん検診

当院は、神戸市の子宮がん検診指定医療機関です。
  • 神戸市民の20歳以上の女性は、2年に1回、神戸市の子宮頸がん検診を受けられます。

  • 特定の年齢の方には、神戸市から無料クーポン券が配布されます。

持ち物

予約は不要です。診察時間にお越しください。

  • 健康保険証
  • 検診費用(1,700円〜)
  • 無料クーポンのある方は持参してください。忘れた場合は有料になります。
検査の内容
  • ① 問診

    問診票へご記入いただき、症状などお聞きします。

  • ② 視診(内診)

    子宮の大きさや卵巣の腫れなど異常がないかを診察します。

  • ③ 細胞診

    ヘラやブラシなどで子宮頸部の細胞を採取します。

検査結果は後日になります。
メールでの受け取りも可能です。

精密検査

子宮頸がん検診で要精密検査と診断された場合、当院で精密検査が可能です。
他院で検査された方も、結果をお持ちであれば検査できます。
月経期間を避けて、事前にお電話にてご予約ください。

コルポスコピー検査

コルポスコピー検査では子宮頸部をコルポスコープという拡大鏡で観察し、肉眼では見られない病変を病理検査により診断します。
検査自体の時間は10分ほどです。子宮頸部に薄めた酢酸を塗布したのち、コルポスコープで観察して病変がみられる子宮頸部の組織を採取します。止血しづらい場合は止血剤を使用し、ガーゼで30分程度おさえます。ガーゼを取り止血が確認できれば終了です。

  • 検査後は少量の出血が2〜3日続くことがあります。生理2日目より多い出血がある場合は早めに受診をしてください。
  • 当日の入浴はシャワーのみです。
  • 当日、車や自転車でのご来院はお控えください。
  • 検査後は、医師の許可がでるまでは性交渉ができません。

予防接種(HPVワクチン)

子宮頸がんは予防注射があり、希望者は受けることができます。

  • HPV予防ワクチン定期接種の対象者は、公費の補助があります。
    ⇒ 神戸市HPで対象者を確認する

  • 定期接種の対象でない方は、自費(全額自己負担)で接種できます。
    ワクチンの種類により料金や接種間隔が違います。
    ⇒ HPVワクチン料金表

持ち物

事前に予約をしてお越しください。

  • 健康保険証
  • 定期接種の対象者は、予診票と予防接種券
HPV予防接種の予約はこちら

子宮体がん

子宮体がんは、子宮頸がんと比べると少ないですが、50歳前後の方に多く見られます。
最も多い自覚症状は不正出血です。出血は、おりものが褐色になる程度の場合もあり注意が必要です。不正出血が長く続いたり、閉経後に出血がある場合は早めに受診してください。

院長

院長よりひとこと

どちらのがんも、発生・進行の過程はそれほど早くありません。不正出血が見られるようなら検査を受けるようにしましょう。