【第9回】 外陰部がかゆいんです。 分娩予約について

【婦人科編】

外陰部がかゆいとき:

かゆみを理由に受診するのは恥ずかしいと思うかもしれません。
医療側からすると、全然珍しいことではありません。
よくある症状です。
様子をみていていい場合とすぐに治療を開始した方がいい場合があるので、
自分で判断しないで受診しましょう

かゆみの原因には

*下着によるもの
*ナプキン・おりものシートによるもの
*おりものによるもの
*病気によるもの
があります。

下着やナプキンが原因の場合は・・

下着はできれば綿100%素材の通気性のいいものにする。
ナプキンはまめに取り替える。
かゆみについては市販の塗り薬と使ってみて、
治らない場合は受診して適当な塗り薬をだしてもらいましょう。

おりものによる場合は・・

下着をまめにとりかえる。
注意・・・石鹸で洗いすぎない

排卵期などのおりものが多い時に痒くなりがちですが、
いつまで経っても痒いときには受診しましょう。

病気による場合・・

おりものの状態を見てください。
黄色や茶褐色、悪臭がする、白いもろもろとしたおりものがでてくる等
いつもと違うときには必ず受診してください。
放っておくと、どんどんひどくなり、
場合によっては不妊の原因になったり高熱が出たり重症になります。

【産科編】

最近思うのは、「妊娠○○週なのですが、今かかっているところはお産を扱っていなくて、
病院を探しているんです」という問い合わせの電話が増えてきたなあ、ということです。
5年前にはこの様な内容の電話はほとんどありませんでした。
お産を扱っている医院・病院がそれだけ減ったということでしょう。
ということは、数少なくなってきた医院・病院で扱うお産の数が増えるということです。
各月の分娩予定表にどんどん名前が埋まっていくので、お産の数を制限しているところでは
分娩予定数に達した時点で断っていきます。
全国的にこの傾向にあるので、妊娠の状態が安定した時点でお産をするところを探し始めて
予約をとることをおすすめします。
県によっては、数少ない大病院でさえ里帰り出産は断っているところがあります。
特に里帰り出産を考えているのであれば、その実家の辺りの産科事情をよく調べましょう。